舞鶴双葉寮では、新卒者を含め、専門的な資格をお持ちの方を対象にした採用活動を積極的に行っています。また、資格のない方も、ベテラン職員のサポートより専門的な力をつけることができます。
そんな方々も安心して働けるよう、新人研修に加え、OJT研修を受けた職員が3か月間一緒に勤務いたします。
もちろん産休・育休・介護休業も完備。結婚や出産など家庭状況の変化や生活スタイルに応じ、長く働き続けられる環境を整えています。子どもとじっくり関わりあい成長を支える職場で、あなたの専門性を存分に生かし、ご活躍ください。
寮長仙田 修二
当施設は、幼児から高校生までの子ども達が生活している
児童養護施設(児童福祉施設)です。
毎日職員は、父がわり、母がわり、兄がわり、姉がわりとして子どもたちの日常生活のお世話をしながら、子どもたちが自立できるように寄り添い、その成長を見守っています。
子ども達にとって、施設は家庭に変わる「家」です。ですから、共に生活する職員は家族のようなものです。
職員は、家族の一員として子どもたちを支える、いわば子どもたちにとってはかけがえの無い養育者です。
舞鶴双葉寮では、色々な季節行事を実施したり、ボランティア活動に参加したり、その他地域の行事にも積極的に参加して、地域の方々との交流も大切にしています。子どもたちにとってこのように様々な経験をすることは、社会に出るためには必要不可欠です。
子どもたちが様々な経験をする時、我々は側からそっと寄り添い、見守る。そして同時にその経験を共有し、子どもの成長の変化を見つけ、それを自立するための成長につなげていくことが我々の仕事だと思っています。
そして児童養護施設は、様々な職員がチームを組んで、子どもたちの生活をサポートします。子どもたちが未来に向かって夢や希望を持ち、羽ばたいていけるよう、全力で支えてくれる、そんな人材を待っています。
竹内指導員2012年9月入職
私はこの舞鶴双葉寮に入職するまで、全く別分野のサービス業の仕事をしていました。しかしもっと人と人が深く関わる仕事がしたいと考えるようになり、飛び込んだのがこの職場です。
子どもは本気で私たちに向かってきます。だから私も、子どもには本気で向き合います。子どもが悩んでいる時に、仕事だから何とかするなんて考えは通用しません。なぜなら、そこには子ども達のこれからの人生がかかっているからです。「自分はどうしたらいいの?」そう悩んでいる子ども達が、安心して次に進むためには、それを一緒になって考え、取り組める環境、そして身近な大人である職員が必要だと思っています。
そういう意味では舞鶴双葉寮は本当に子どものことを考え、取り組んでいる職員ばかりです。一言でいうと「とにかく熱い職員さんばかり」の職場です。
ある日、子どもが学校でちょっとしたトラブルを起こしてしまったことがありました。下校後その子どもと、何があったのか、これからどうしていくのが良いのか、など遅くまで話をしました。そして後日、その子どもが他の職員に「竹内先生が自分のことをとても真剣に考えてくれているってわかってすごく嬉しかった。」と話していたと聞きました。そういったことを聞くと、素直にうれしいですし、自分の気持ちが子どもに間違いなく伝わっていることが実感できます。こういったことが自信とやりがいに繋がり、この仕事を続ける糧になっています。
舞鶴双葉寮で生活している子ども達の中に、最初は人と人の距離がとても近かったり、笑顔がなかなか見えないなと感じたりする持ったりすることが時々あります。実際に子どもが何かをしてくれた時に私が「ありがとう。」と声をかけると、キョトンとしていたことがありました。しかしある日「先生、僕ね、○○君のことを手伝ってあげたんだ、そしたらありがとうって言われた、なんかすごいほわほわした。ありがとう、ってこういうことなんだね。」と瞳をキラキラさせながら言ってくれたことがあります。そんな場面で思わず胸が熱くなり、これが子どもの心の成長ってことか!と自分の肌で感じることが出来るのはこの仕事ならではだと思います。
もちろん、すべてが上手くいくとも限りません。時には子どもと喧嘩のようになってしまうこともあります。しかし、私が確信していることは私たちが上辺ではなく本当に子どものことを考え、向かっていけば子どもは必ず応えてくれるということです。実はあまりこのことが大変だ、あのことが大変だとかを思ったことがありません。
舞鶴双葉寮は子どものことを心から愛おしく思い、一緒に進む、それを意識しなくても自然とそうなれる職場です。理事長や寮長を筆頭に、本当に熱い方ばかりです。理念に忠実に、真摯に子どもと向き合えば、子どもは安心して成長できます。それを実現するためにそばにいるのが私たちだと思っています。
そんな職場だからこそ、しつこいようですが子どもと本気で向き合う事の意味を自分の肌で感じることができるのです。それを周りの職員の方々と一緒になって共に日々実践しています。
募集職種 | 保育士又は児童指導員 |
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仕事の内容 | 児童の日常生活の世話子ども達の居室の整理、整頓、掃除、洗濯、病人の世話、小学生の宿題点検、登校準備等 児童の養護教育子ども達の相談相手、指導など その他行事の準備(クリスマス・運動会・卒業生お祝い会等多数あり…子ども達と団欒しながらの楽しいひと時です) 宿直 月3〜4回あり |
勤務地 | 〒625-0060 京都府舞鶴市桃山町7-5 googlemapで表示 |
学歴 | 高卒以上 |
各職種に必要な 免許・資格 |
【保育士】…保育士資格
【児童指導員】…大学において社会福祉学、心理学、教育学若しくは社会学の学部を卒業した者、または、社会福祉士、精神保健福祉士、学校の教員資格のいずれかを保有する者
※その他 高校、短大、4年生大学を卒業した者で、2年以上児童福祉事業に従事した場合は、 児童養護施設における児童指導員の資格を取得可能 |
給与 | 200,000円〜250,000円 ・定期昇給 1回/年 ・賞与 4.7ヶ月 |
試用期間 | 3ヵ月間 |
就業時間 | 9:00〜19:00 / 休憩時間 120分(12:00〜14:00) 休憩時間中は自由に過ごせます(休憩中の帰宅も可能です) 時間外勤務 月平均10時間程度 宿直勤務1回/週〜(1回 4,300円) |
休日等 | シフト制・8回/月(年間休日101日) ※シフトは勤務表に準ずる ※年末年始・夏季休暇あり ※他、年間カレンダーによる 6ヵ月経過後の年次有給休暇日数 10日 |
下記フォームより、
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世の中には様々な理由で保護者の適切な養育を受けられない子どもたちがいます。児童養護施設は、そういった子どもたちの養護を行い、自立のための援助を行うための施設です。
入所児童のひとりひとりが、他にかけがえのない人格的存在であることを確認し、児童と職員、児童と児童の信頼関係と集団生活の体験を軸として日常的、個別的、集団的指導により児童自らが、様々な心理的、社会的障害を克服し、最大限の自己実現を目指すように努力させる。
養護施設は、家庭にかわって深い愛情と正しい知識と技術をもって、子ども達を育てる社会的養護の場である。したがって、職員は子ども達の親代わりとして、また、兄代わりとして、又、姉代わりとして、そして指導者として継続的な人間関係を保ち、かつ愛情に満ちた一貫性のある援助を行わなければならない。
同時に子ども達が施設の中で安心して生活ができる場所、すなわち情緒の安定が得られる心のよりどころとなる生活環境を保障し、将来社会の一員として自立できるよう、子どもの最善の利益を考え種々の援助を行わなければならない。
昭和21年7月 | 戦災引き揚げ孤児の保護を開始した。 |
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昭和23年7月 | 児童福祉法による児童養護施設として認可を受ける。 |
昭和32年6月 | 厚生大臣から社会福祉法人舞鶴双葉寮の設立認可を受ける。 |
昭和53年4月 | 現在の本館新築工事に着手、同年12月1260㎡を完成。 |
平成8年4月 | 子育て支援短期利用事業・デイサービス事業を開始。 |
平成12年4月 | 放課後児童健全育成事業を開始。 |
平成14年3月 | 児童福祉センター『ふたば』完成。 |
平成19年3月 | 運動場移設拡張工事完成。 |
平成19年4月 | 被虐待児童対応小規模ケア事業を開始。 |
平成28年10月現在 約60名の子どもが入所、生活している |